ころがりおちる

きづけば沼 @mas2__38

新橋演舞場の桟敷席に入りました

オセローで初の!!!!!!!!新橋演舞場の!!!!!!桟敷席に!!!!!!!入った!!!!!!!!

 

っていうごきげんな書き出しの下書きが1年間放置されたままになっていたので備忘録として残しておこう。あの千秋楽からあっと言う間に一年…感慨深いものがある。たいそうな長文となるので、ひまなときでも読んでください。

 

1.桟敷に入ろうと思ったワケ

 

シンプルに「好奇心」がはじめでした。

 

地方民・社会人なので行ける!といっても日にちや回数はどうしても限られていたため、「限られた回数の中で観劇の質をあげたい」というところが1番しっくりくる。

わたしの観劇スタイルで1番ストレスを感じるのは自分の視界に気になる何かががうつる』ということ。

周りのこととか関係ないくらい推ししか見えない!とか言いたいけど生憎そんなことは言ってられない。見えないものは見えねえんじゃ!!!(cv.千鳥ノブ)

身長(=座高)が152㎝と低いので前の人と頭がかぶって見えにくいことは常であり、いちいち頭の位置を動かす人とか背もたれから体を離す人とかまじでやめて案件。ストレスメーターがドンドン貯まる。 

「2階最前もいいんじゃないか?」と思い入ったけど、わたしの座高だと柵がギリステージ下にかかるくらい。しかもすごい背筋良くした状態。これは後ろの人にちょっと迷惑かけるんじゃないか?やめよう。そうすると見えない。そしてまたストレスがたまる。

そして外部舞台2.3階席トラップあるあるが意外とオタク以外の人の治安のわるさ。

 

・公演中に普通の声で話し出すおばちゃん
・公演中にお菓子あけて食べ出すおばちゃん
・いびきかきながらねてしまうおばちゃん
(おばちゃん率)(私の周りだけか?)

 

勝手な偏見だけど、おそらく少しお金持ってる方が暇つぶしみたいな感覚で来られる方が多いのかな…という…

外部の作品の場合、意外とオタクのほうがきちっとしてる人が多いイメージ!なのできちっと見たい人はオタクが多い1階席のほうがいい気がする。

 

オセローの時のチケット価格一覧はこちら↓

 

桟敷席:13,500円
1等席:12,500円
2等席:8,500円
3階A席:4,500円
3階B席:3,000円

 

エッッッッッ1等席と千円しかかわらない!???!それで!???!あんな快適空間が!???!?!???!?!?!??!←桟敷席の金額を見たワイ

前から演舞場の桟敷席という存在は気になっていたし、行ける回数が少ないのならその分高い席でもええじゃないか〜!!!!ということで桟敷席を体験してきました。

 

2. 席につく前

 

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桟敷席だからといってなにか特別に見られるとかはなく普通に入りました。

1つの扉に対して6つまたは4つの席が用意されてるので自分の席が書いてある扉を探します。

扉をあけると、入り口は正直せっまい!人1人分のところしかなく靴モタモタすると他の人の邪魔になるので、あがるときは時間ずらして入って、終演後も1番最後にでるようにした。それを避けたい人は着脱が楽な靴で出向こう。

最悪、外の通路でせっせと靴紐ほどいて入ったりした。(マナー的にはNGなかんじするけど)右横の靴入れに4人分ちゃんと入るようになっていたので早めについたら奥に詰めておいてた。

 

3. 席に着いたあと〜開演まで

 

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ついに!席!お家感がすごい

掘りごたつになってて割と余裕ある感じに足を入れれました。ちょっと後ろにもたれると足が浮くぐらい。男性でも余裕じゃないかな?

荷物はそんなすごい置けるってわけではないので、小さい荷物は席の後ろ、大きい荷物は入り口の荷物預かりまたは劇場内のロッカーに預けてました。(どちらも無料)

一回座ると立つのめんどくさくなってしまうので、備え付けのお茶をのんびり飲みながら精神統一してました(なんの?)

 

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私的にいいとおもった席は、すぐ横に壁がある席。

・壁の前(7番):前の席が一段低くなるので見やすい
・壁の後ろ(6番):壁がやや背もたれになってくれる

 

チケットとるときに1~6番、15~20番は結構うまってたのでやっぱり前と後ろがいいのかしら…真ん中でも快適でした。

右列は全体を見渡したい人に、左列はとにかく花道しっかり見たい人にオススメかな〜

あと余談だけど、いつも桟敷に入ってる人いいな〜と思って1等席から見上げてたけど、実際こっち側に座ってみると視線めちゃくちゃはずかしい。めっちゃ見られてる〜ってなるし、下手にそっちみちゃうと見下ろす体勢になってしまうので申し訳なさの極みがすごい。視線恐怖症の方は覚悟していってくれよな。

 

4. 観劇中

 

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6番以降しか座ってないからあんまり参考にはならないんですが、見切れはありませんでした!前の方だと見えなくなってしまうかも。

7番はやはり前の席が1段低いので余計気になりにくかったかな〜

ただ端に斜めに立たれるとキレイにかぶってしまったので奥の人が見えない。オセローだと第一幕第三場ですかね。オセローとデズデモーナが結婚の許しを乞う場面で奥にいた神山くんが少し見えずらい。

 

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花道に関しては、左列だと実質4席分離れていても視界が開けてる分すごい近く感じる。上手のライトから照らされる推し、バリ顔キレイ。(ただし自分もライトに照らされる)

1等席だと後ろを向くことに遠慮しかなかったけど、桟敷にいると開く瞬間・締まる瞬間まで見ることができるのでちょっと贅沢。

メモとる派のひとなので、隣の方が気になるかなと思ってすぐ書きたいってときはパパッとかいて幕間でまとめてバ〜って書いてた。テーブルがあるだけでこんなに楽なのか!?とすごいびっくりした…双眼鏡はガンガン覗いてた。

 

5. 食事もろもろ

 

ご飯はだいたい3パターン 

・お膳で用意してくれるのものを始まる前に頼む
・外の売店でお弁当買って食べる
・演舞場出て近くのお弁当屋さんやコンビニで買って食べる 

など、さまざまでした。

 

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桟敷専用はこんな感じ。

用意してくれるお膳の場合、開演5分前までに頼まないとなので入場の前に頼みに行った!またはネットから予約も可能!

長い幕間のとき(オセローだと2幕後)に後ろの配膳棚に用意してくれる。お膳は桟敷席以外だとお食事処でしかたべれないので席で食べれるのすごい贅沢。

ただあの短い間にあの量を詰め込むの、食べるのが早いわたしでさえバリキツかった…量…お弁当くらいがちょうどいいかも…まあ記念ですね。

 

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これはオセロー限定の!しゅごい!

 

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お弁当もわりと売り切れやすいので開演前に買っておくのがベスト。上の写真は1幕後すぐ。すでに何個か売り切れてた。わたしは幕間で出歩くのがあんまり好きではないので1番はじめに買っとく派です。

 

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オセロー限定のお弁当!かわい!(席がお家化してるのが写真で分かってしまう)

コンビニ・その他お弁当組もちょこちょこいた(いいのかな?)隣のお姉さんは演舞場前にやってくるワゴン車で買ったスープのんでた。めっちゃおいしそうでした。

ただ食べられるの見られるのめっちゃ恥ずかしい民なので、だれもわたしのたべてるところなんか見てないとは思うけど視線を感じてめっちゃ照れた。見ないで。

あとすごい感動したのがいいとこのご夫婦の旦那さんがビール飲みながらみてたこと!推しを!生で!みながら!酒を飲む!!!DVDでなく!!!生で!!!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!!!!!

まあわたしの場合、お酒いれると眠くなるので断念しましたが(残念…)

 

6.桟敷に入ってみて

 

端的に言うと
最高~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ありがとう世界。4時間ストレスフリーで自担を見ていられる世界は最高でした。どうして私はすべて桟敷で入らなかったのか、ってくらい最高。語彙の喪失。

あげられるデメリットとしては、

・舞台によっては価格が高い
・どうしても斜めからの観劇
視線恐怖症の人

くらい、かなあ…

 

チケットに関しては、事務所の紙チケじゃないとぜったいイヤ!ってこだわりがなければ、「松竹Web」という最高なツールがあるので、行きたいな!と思った瞬間に簡単にチケットをとることができたのも便利でした。事前にコンビニ受け取りか、演舞場で当日受け取りと選択可。感覚としては映画のチケットをネットでとる感じ。

いろんな席で入るのも楽しかったけど桟敷席で味をしめてしまったので、一回入った後はほとんど桟敷で見てました!まじで最高~!「質を重視したい人」にはぜったいぜったい入ってほしい、です。

 

なかなか外部舞台じゃないと桟敷席なんて徳を積まないと無理だけど、機会があったら是非是非入ってみてください、という桟敷席ステマブログでした!

 

たたみます。